本学財政分析第3回ワーキンググループ会合
以下は、本日(9月29日)に行われた、本学財政分析ワーキンググループ会議(第3回)の様子です。
グループリーダーのKさんに書いていただきました。ありがとうございました。(石川)
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本日昼休み(12:30~13:20)に、L-4教室において「財政学習会(貸借対照表編)」を行いました。
私大教連の紅露さんを含めて7名が参加されましたが、委員長は歯科受診のため、あえなくご欠席でした。
貸借対照表の分析担当者の分析結果説明に引き続いて、出席者全員で議論を行いました。
主なコメント・意見としては
寄付された(東京の)土地・建物のように必ずしもすぐに有効活用できないものもあるとしても、本学は10年前と比較すると着実に資産を増やしている。
現金資産も増加している半面、借入金は着実に減少している。
つまり、財政的に極めて安定している。
従って、当面の財政不安は考えられないし、そう予測させる(具体的な)要因は考えられない。
経営側からはしばしば、「老朽化した建物を改築・建て替える費用がない」「だから、財政は(バランスシートの数字よりも)厳しい」との言い訳?を聞くことがあるが、どのような中・長期的な計画のもとに
改修・建て替えを考えているのか、(少なくとも組合員には)全く明らかにされていない。
本来は、建物の新築・改修を見越しているのであれば、そのために第2号基本金を有していてもよいはずであるが、この10年間、全く計上されずに現在に至っている。
ということは、「きちんとした将来計画(少なくとも固定資産取得についての)」が、全く具体的には立てられていないということである。
そのような現状において、ただ単に漠然とした不安を煽りたてて「(現金など)資産は何かの時のために必要だから」「監査法人に勧められたから」という程度の理由で、組合員の賃金を削減したり、労働条件を切り下げることは、到底許されない!
…というところです。
なお、出席者にはT中先生からのフランス土産(チョコレート)もふるまわれました。
(T中先生、ありがとうございました!)
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